札幌ドームのマネジメント7
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札幌ドームのマネジメントを構成する諸要素について具体的に説明する。
②今後,(株)札幌ドームはどのようなマネジメントを展開すべきか,自分の考えを具体的に述べる。
今後行うべきなのは、北海道新幹線の恩恵を上手く受けるための仕組み作りだろう。平成27年末に開業予定の北海道新幹線によって、東北と北海道の往復はより簡単になる。行く行くは札幌にも繋がる計画なので、これによって本州からの集客がより見込みやすくなる。東北には札幌ドームと並ぶようなドーム球場は存在しないため、集客は大いに見込める。ということは、東北地方での札幌ドームへの親近感を高める必要がある。したがって、プロモーションが行えるとよく、そのために、今後は東北地方を代表する企業もスポンサーにつけるべきである。それらの企業と協働することで、東北での露出が増え、親近感を抱いた人が「札幌ドームは近所である」というイメージを持ち、イベントをきっかけに新幹線で訪れてくれることを狙う。
また、今後は音楽のイベントにも力を入れると良いだろう。今でもコンサートは実施されているが、それらの頻度が増やせるように、主催者・アーティストを他の会場よりも待遇を良くする。現代は、音楽プレイヤー・ダウンロード販売によってCDが売れなくなっているが、その分ライブ生が重要になっている。札幌ドームを埋められるアーティストは、札幌ドームを使わない理由がないというような体制を整えることができれば、最終的な収益の拡大になるはずだ。
その他、札幌ドームは命名権販売がなされていない。収益を増やしつつ、ブランディングすることができるので、提携企業に売りたいところである。
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