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系列位置効果レポートの考察

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「系列位置効果」のレポートです。


実験の「系列位置効果 考察」の部分です。


心理士




幾何学的錯視のレポートの「結果」




考察
中間部と新近部においては、遅延なしの方が遅延ありよりも正再生率が高かった。遅延なしにおいては、中間部の正再生率が低く、初頭部と新近部の正再生率に差はなかった。遅延ありにおいては、初等部の正再生率が高く、中間部と新近部の正再生率に差はなかった。
これらの結果の中でまず注目すべきなのは、遅延なしでも遅延ありでも、中間部と比較すると初頭部の方が高かったという点だ。これはすなわち、条件に関係なく初頭効果が見られたことを意味する。二つの条件とも初頭効果が観察されたという結果は、先に提示した情報の方がリハーサルの機会が多いため、長期記憶になりやすかったという二重貯蔵モデルの考え方と矛盾しない。
さらに、遅延時間による差も重要だ。遅延なしでは、新近部は初頭部と差がないほど正再生率が高かったが、遅延ありでは、新近部は中間部と差がないほど正再生率が低かった。これは、遅延ありの場合に新近効果が消えたということであり、後半に提示した単語は、長い間保持し続けられなかったということだ。同時に、遅延なしの場合は新近効果が見られたのだから、短い間は保持できる記憶にはなっていたのであり、つまりは短期記憶だったと言える。すなわち、計算問題によってリハーサルを阻害すると、長期記憶にならない上に保持していられる時間が過ぎるために再生が難しくなったと考えられる。そして計算問題がなければ短期記憶をそのまま再生すれば良いため、正再生率が高かったのだ。
また、中間部に関しても、遅延なしの方が遅延ありよりも正再生率が高い。これも、遅延時間がなければ再生しやすいが、遅延時間があると、再生が難しくなったということだ。
中間部は、初等部と比べるとリハーサルの機会が少ないのだから、やはりここも短期記憶だったと考えると、説明がつく。
 遅延時間がなければ初頭効果と新近効果が確認でき、遅延時間があると初頭効果があるものの新近効果が確認できなくなったというこの実験結果は、系列位置効果からアトキンソンとシフリンが導き出した二重貯蔵モデルを支持するものだったと言える。


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