系列位置効果 レポート背景の部分 | 社会や芸能人のニュースと噂を優しく語る

系列位置効果 レポート背景の部分

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「系列位置効果」のレポートです。


実験の「系列位置効果 背景」の部分です。


心理士




幾何学的錯視のレポートの「目的」



 アトキンソンとシフリンが提唱した二重貯蔵モデルとは、人間の記憶プロセスを感覚記憶、短期記憶、長期記憶という3つの段階に分けることによって理論化したモデルである。このモデルによれば、情報はまず感覚記憶となる。感覚記憶の中で注目された情報が短期記憶となり、短期記憶でリハーサルされた情報が長期記憶となる。ここでいうリハーサルとは、意図的または無意図的に、保持している情報を反復想起することだ。リハーサルを通して記憶が長期記憶となると、情報を数分から数年に渡って保持することが可能となる。保持可能な期間に関して言えば、感覚記憶の場合は1秒ほど、短期記憶の場合は数十秒以内とされるので、長期記憶の方が遥かに長い。したがって、長時間の記憶保持には、リハーサルを行えるかが大きく関係していると言える。
 さて、この二重貯蔵モデルは、系列位置効果から導き出されたモデルである。系列位置効果とは、人間が単語リスト形式で情報を記憶した場合に、情報の提示された位置によって思い出しやすさが異なるという効果で、初頭効果と新近効果が含まれている。先に提示された情報の方が思い出しやすいという効果が初頭効果であり、最後に近い情報の方が思い出しやすいという効果が新近効果である。実験の際、記憶再生までに遅延時間を設けると、初頭効果は観察されるが、新近効果が観察されにくくなる。このことから、初頭効果と新近効果とでは、起きるメカニズムが異なると考えられる。
そこで、二重貯蔵モデルが導き出された。つまり、初頭効果は、先に提示されたるためにリハーサルの機会が増えて長期記憶になりやすいという理由で起こり、新近効果は、後に提示されたことにより記憶再生までの時間が短くてすみ、短期記憶をそのまま再生できるため思い出しやすいのだと解釈したのである。遅延時間があると新近効果が見られなくなるのは、短期記憶は保持できる時間が過ぎてしまうからだと考えると、矛盾なく説明できる。
 このように考えられている記憶のメカニズムを改めて検証し、考察したのが本研究である。


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